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大野浩一さん
中田の棚田の再生に関わる地域おこし協力隊として、2024年の1月から活躍中。
中田の棚田の再生活動や維持・管理を務めるながら、中田の棚田の広報活動も行う。
ー 紀美野町地域おこし協力隊になったきっかけは?
移住計画は10年ほど前からあったんですけれども、実際に深く動き始めたのがちょうど半年1年ぐらい前だったんですよ。それで、和歌山方面にある程度絞れたときに、わかやまLIFEの「しごとくらし体験」というものがきっかけで回らせていただきました。1年間に3カ所という制限がありましたので、有田川町が1カ所目、紀美野町が2カ所目、3カ所目が紀の川市に行きました。紀美野町のマルイチ農園さんのしごとくらし体験に応募させていただいて、そこにいらっしゃる元気な北会長と出会いまして、それがきっかけですね。
ー 北会長といえば、棚田の再生をやっているということで誘われたんですか?
時期的に農園でする農作業が少なかったので、「棚田に一回行ってみる?」と誘われたのが小さなきっかけでした。
ー 中田の棚田でどんな活動をしてますか?
中田の棚田の再生というミッションで来ているので、棚田の再生、維持の活動をやりつつ、広報の仕事を行っています。
ー 協力隊になる前に棚田に来ていましたが、活動に参加してみて楽しかったことはなんでしたか?
一言でっていうのはなかなかないんですけれども、実際に農業をほぼしたことがなかった私からすると、毎回数十人集まられる中で、年齢1桁の方から人生経験が非常に豊富な方まで、いろんな方と接することができるというのは非常に大きいですね。また、「ああ、まだこの年齢でもまだまだ吸収できることあるな」というのを感じました。
ー 短い期間ですが、活動に関わって変化したことありますか?
自分では気づかない恥ずかしいことなんですが…。うちの奥さんからいつも仕事から帰ってきたら、眉間にしわが寄っているんだそうです。それが「最近寄ってないね。家帰ると寄ってないね。」と言われるので、たぶん内面的なところが変わったんだろうなとちょっと思ってます。
ー 協力隊として3年間関わることになりますが、棚田でやってみたいこととか、想いとかありますか?
このプロジェクトを立ち上げられたメンバーの方は、地元の方が大勢いらっしゃって、この棚田全部をきれいに田んぼにしたいんだなと。それはもちろんわかっていますけれども、当然その過程を多くの人と大きな家族みたいに楽しめたらと思っています。
ー 最後に、見ている方に一言どうぞ
私も全く知らないところに、初めての経験をして移住してきたんですけれども、ちょっとこう考えたり迷ったりしたら一歩前に進んでみる、見てみるっていうことが大事なのかなと思うとともに、その体験という形は非常に入りやすいなというのはありましたので、これを機に一歩前に進まれる方が増えたらいいなと思います。
ー 大野さん、ありがとうございました!!
YouTubeでインタビュー動画のフルバージョンを公開中!!